こんばんは〜六花です🌿
仕事で毎月ご当地料理の献立を立てるんですが、今回は秋田県の郷土料理「あさづけ」をおうちで試しに作ってみました!
郷土料理を調べるときは、農林水産省が紹介している「うちの郷土料理」というサイトを参考にすることが多くて、今回もそちらを参考にしています✨
名前だけ聞くと「浅漬けのお漬物かな?」と思いがちなんですが、実はまったく別物。生のうるち米を煮て練り、砂糖と酢で味付けした、冷たい甘酸っぱいデザート感覚の一品なんです✨
最初は味の想像が出来なくて「美味しいのかな?」って半信半疑で作ってたんですけど(笑)、これがほんとにさっぱりしてて、涼しくて、暑い夏にぴったりの味でした😊
🥢あさづけってどんな料理?
「あさづけ」は、秋田県全域で夏に親しまれる伝統的な酢の物。
地域によっては「こざき練り」や「粉なます」とも呼ばれます。
・砂糖・酢・少量の塩
・きゅうり・かぶ
もともとは、精米の際に出る「こざき(こぼれたお米)」を無駄にしないように工夫された、農家さんの知恵から生まれた料理なんだそうです✨
田植えのあと、疲れた女性たちが体を癒やすためにも食べられていたんだとか。
📌レシピ(約4人分)
農林水産省のサイトに載っていた分量だとかなりの量になってしまうので、今回は家庭用に分量を調整しています。
材料
• うるち米:30g
• 砂糖:50g
• 水:240cc
• 酢:16cc
• 塩:少々
• きゅうり:1/2本
• かぶ:20g
• 季節の果物(冷たいフルーツ缶詰など):お好みの量
野菜や果物の量はお好みの量でOK。
家にかぶがなかったので大根に変えたのですが、美味しかったです😊
2. きゅうりは塩でもんで薄切り、かぶは皮をむいて茹でて薄切りに。果物は食べやすい大きさに切っておく。
3. 米を水切りし、フードプロセッサーやミキサーで米粒が少し残るくらいまで潰す。ミキサー使用なら水を240ccまで加えてOK。
4. 鍋に米を移し、水を加え中火で練る。(ミキサーの場合は残りの水を加える)そこに砂糖と少量の塩を加え、ヘラでゆっくりかき混ぜながら練り続ける。
5. 鍋の周囲がふつふつと煮立ち、透き通ってきたら火を止め、酢を少しずつ加えて粗熱をとる。
6. 冷めたらきゅうり・かぶを混ぜ、器に盛り付け、季節の果物や缶詰をトッピングして完成です✨
盛り付け後はこんな感じ👇
彩りもきれいで、見た目も涼しげで子ども達も興味津々でした✨
😋食べてみた感想
ほどよい甘酸っぱさと、するっとしたのどごしで、夏バテぎみでもさらっと食べられる一品でした❣️
今回はミカン缶を使ったのですが、パイナップルや他のフルーツとも相性良さそう!きび砂糖を使ったので少し黄色くなるかなと思ったのですが、そんなこともなく彩りがキレイで見た目も涼しく、夏の食卓にぴったりだと思いました✨
サイトの分量通りで作ったらすごい大量に出来てしまって、どうしようかと思っていたのですが(笑)、家族にも好評で何日かに分けながら楽しみました😋
🌟おわりに:おうちで秋田気分を味わおう♪
甘酸っぱい冷たい「あさづけ」は、秋田の知恵とやさしさが詰まった夏の一品。
暑い日でも食べやすくて、疲れた体がしゃきっとする味わいでした❣️
「きりたんぽ鍋」だけじゃなくて、秋田にはお米を使ったおいしい郷土料理がいろいろあるんやなぁ~って改めて実感しました😊
おうちでも手軽に楽しめたことが嬉しくて、本場の味もいつか食べてみたいな~って思いつつ、しばらくはおうちで旅気分を楽しもうと思います♪
ぜひ皆さんも秋田県の「あさづけ」で涼しくてちょっと特別な夏時間を楽しんでみてくださいね🍚✨
おまけのつぶやき🤭
郷土料理をきっかけに、旅行に行った時の思い出や、地元での暮らしを思い出してもらえたら嬉しいな~って思いながら、日々の献立を考えています。
ご利用者様と職員さんの会話のきっかけにもなってくれたり、いつもと違う食事を楽しみにしてもらえると嬉しいな~って❣️
もちろん、うまくいかない時もあるけれど、食を通して「楽しいひととき」を届けるのが、私のささやかな目標です🍽️
最後まで読んでいただきありがとうございます😊